第75話 「THE GALAXY RAILWAYS (前編) 」
旅をするんだ!!(挨拶
夏休み前半を使って長距離ドライブに出ていたネタ士である。
せっかく買った新作ゲーをやる時間も欲しいのだが・・・身体が二つ欲しいな。
今回のルートは以下の通り。
前半戦(8/8?9) 赤?緑ルート
後半戦(8/11?12) 紫?青ルート
まずは前半からまとめることにする。
・準備
佐渡に唯一あるという道の駅を見るため、佐渡行きを決意したネタ士であったが
車ごとフェリーに乗るというのは初めての経験であるため、下調べを行った。
直江津(新潟)からフェリーが出ていることが分かったのだが、その料金が
車体の大きさで結構変わってくるらしい。
車体の大きさは車検証に明記されているのであるが・・・ネタ士の車は3m33cmであった。
これを料金表で確認すると・・・
高ッ!!
何故こんなに高いですかーーーーーー!?
これは想定外
まぁそう何度も行くものでもないだろうし、いつか行くなら時間の取れる今行くべきであろう。
・出発
予約と準備を済ませ、出発したのが8日の深夜2時である。
「シートベルト、固定確認!」
「ビッグワン、発進!!」
道中は特に書くこともないので端折って・・・
新潟・直江津に着いたのは6時半であった。
出発が9時半、車改札は1時間前開始ということを含めてもまだ早い時間である。
せっかく人がいない時間なのでフェリーと駅構内を撮ってみた。
書類はご自由にお持ちください状態であったので、混み出す前に先に記入しておいた。
そして8時半、滞りなく改札を済ませて乗船。
滑り止めのためか、フェリー内部の道はギザギザになっており揺れる揺れる。
車の輸送料金には2等客室の料金も含まれているため
私は荷物を置きに2等客室へ向かったのだが・・・
ごらんの有様だよ
広そうに見えるが、このスペースに20人前後の人が入るわけで・・・
個室にしろとは流石に言わないが、もう少し広く出来なかったものか
1人あたり畳1枚分もない有様である。
ちなみに行きは早々に満員になってしまったので、帰りの客が降りた後の写真を貼っている。
窓の外が夕暮れになっているのはそのためである。
こんな狭いところで寝転がってはおれぬ。
2時間半くらいどこかで時間を潰せるであろうと、船内を散策し始めたネタ士。
しっかりとした食堂である・・・お昼は佐渡で食べる予定なので自重する。
船からの眺望である。(まだ動いてないので、見えているのは直江津港)
そして、この手の施設には付きもののチャチなゲームセンター・・・
何コレ?
ファミコン・・・ボックス・・・だと?
健康ランドにあるような100円何分という奴である。
しかし入っているゲームが・・・
・スーパーマリオブラザーズ ・F1レース ・ボンバーマン(初代)
・麻雀 ・高橋名人の冒険島 ・ナイトライダー
・ベースボール ・魔界村 ・1943
・ゴルフ ・戦場の狼 ・ウィナーズカップ
・プロレス ・スーパーチャイニーズ2
渋いラインナップだな!
スパルタンXかチャレンジャー、アトランチスあたりが入っていたら
危ないところだった・・・(財布的な意味で)
・上陸
そんな数々の誘惑を乗り越え、佐渡の地に降り立ったネタ士である。
何と表現したら良いのかは分からぬが、本土とは明らかに毛色が違う。
海沿いなど実に景観が良い。
(写っている丸いものは車の芳香剤である)
ただアレだ・・・島全体としては人口7万とそれなりなのだが
基本的に風景が田舎なのは福井と何処となく似ている。
・道の駅 トキと芸能の里
ついに目的地へ到達したネタ士である。
佐渡唯一の道の駅にして、数少ない離島に存在する道の駅である。
道の駅が存在する島といえばあとは淡路島と小豆島くらいであろうか?
どちらもまだ訪れていないのでいずれは行かねばなるまい・・・!
流石、元・金山の島だけあって金関連のお土産が多い。
佐渡の金山はとうの昔に閉鎖されているのだが、砂金がまだわずかに採れるため
砂金掘りを利用した観光地があちこちに見られる。商魂逞しいものである。
ちなみに佐渡では『無名異焼』なる焼き物が名物らしい。
これ、どこかで見た覚えがあるなと思ったのだが・・・
母方の祖父の家にあった湯呑や急須がこんな感じだったような気がする。
「これはこれは・・・」
「これは良い物だ」
「いや・・・買わんぞ?」
焼き物には興味津々なネタ士であるが、それだけに趣味に合わない。
私は手びねりのゴツゴツした器が好きなのだ。
お昼をこの道の駅で頂いた。
何処にでもありそうな牛丼+うどんセットを注文したのだが・・・
意外なほどに美味しかったのだ!
特に牛丼なんてそこらのチェーン店なぞ目じゃないほど味がしっかりしていた。
・佐渡金山
昼過ぎから佐渡金山を見学しに行った。
入り口付近は人が多く、ちょっと撮影は躊躇われた・・・
内部は凄いひんやりしている・・・備え付けの温度計を見ると気温は10度ちょい
こんなところを何度も出入りしていたら風邪を引きそうであるな。
金山内部は人形により当時の様子が再現されているのだが・・・
この人形、動いたり喋ったりするのである。
人形A「早く外に出て、酒が飲みてぇ・・・」
人形B「女にも会いてぇなぁ・・・」
・・・・・・しょっぱいな
出口近くに、佐渡金山独特の儀式『やわらぎ』の様子が展示されていたのだが・・・
これも人形で再現されている。
怪しいにも程があるだろう!?
あと展示室に12.5kgの金塊があった。
箱に収められており、片手がギリギリ入るくらいの穴があいている。
片手で持ち上げ、箱から出せたら記念品をゲット!という展示なのだが・・・
持ち上げて穴の所まで持っていくのはネタ士にも可能である。
しかし手で持っているとどうしても指が邪魔になって穴から出ないのである。
つまり指の力だけで12.5kgの金塊を持ち上げねばならないのだが・・・無理よね。
売店の人の話によれば、稀にクリアしていく人がいるとか・・・
何か特別な方法でもあるのだろうか?
あと売店そばの軽食屋で金箔付きのソフトクリームを頼んだ。
まぁ・・・金に味があるわけでもないのだが・・・
観光地における通過儀礼のようなものである。
・ドライブ
金山見学後、そろそろ夕暮れに差し掛かっておったので
日が落ちるまでドライブすることにしたネタ士である。
やや作られた感じは否めないが、それでも十二分に綺麗な景色である。
本日のベストショット
・・・ちなみに、佐渡にはネットカフェが存在しない模様。
佐渡にネットゲームのユーザーがいたとして、ネカフェとタイアップしたイベントのときは
どうしているんだろうなァ・・・などと下らぬことを考えてしまった。
ネットカフェがあるならそこで一泊しようと思っていたのだが・・・
このクソ暑い中車中泊であるか!!
望むところである!!!
・翌日
朝6時半、湿気のあまりフロントガラスが曇って見えぬようになっていた。
・西三川ゴールドパーク
金山がらみの観光はまだ続くのである。
ここでは砂金採りが体験できるのであるが・・・
30分シャカシャカして採れたのは3粒。
これに如何程の価値があるのかは分からぬが・・・少なくとも割には合わなさそうだ。
あとここも金を使用したお土産が多数あった。
「良いぞ、我は豪勢な土産物を許す!」
「豪勢・・・か?」
・土産漁り
とりあえず名物を一通り押さえておかねばなるまい・・・!
・柿の舞
おけさ柿に餡を詰めたもの。どうも皇族の方が購入していったらしいが・・・本当か?
・岩海苔と蟹味噌詰め合わせ
実家用に・・・
・金箔カステラ
見た目以外はただのカステラだよなァ・・・
・佐渡コシヒカリゼリー
非常に美味しい!・・・・・・のだが、これレアチーズケーキそのままの味である。
成分表見たらコシヒカリの他に乳製品とレモン果汁が・・・
それはもうコシヒカリ入りのレアチーズケーキと呼ぶべきだろう?
・銘菓『トキの卵』
卵餡をホワイトチョコで包んだもの。
普通に美味しかったが・・・オーソドックスすぎたか。
・本土へ
楽しかった佐渡旅行もいよいよ終わりである。
午後5時のフェリーに乗らねばならない・・・
まだ日が高いというのに、残念なことである。
2人用の顔出しパネルを見つけた。
一人なので残念ながら顔を出しての写真は取れない・・・
誰か、密航者のところから顔出してくれまいか?
帰り際にこんなの見たせいでしんみりとした空気が台無しである。(勿論、良い意味で)
・復路フェリー
行きでは食堂で食べなかったが、帰りにちょっと小腹が空いたので
乗船記念も兼ねて食堂で食事をした。
カレーやらうどんやら、別段珍しくもないメニューである。
ヒレカツ丼か・・・
ネタ士は卵で閉じた普通のカツ丼のほうが好みなのだが、どうも無い模様。
たまにはシンプルなヒレカツ丼も良いかと注文したのだが・・・
出てきたのは・・・
ごらんの有様である。
注文待ちしていたのが私一人だけだったので、注文を間違えたわけではないハズ・・・
ではこの写真と全く違うブツは一体なんなのか・・・・?
これが顧客と企業のイメージの齟齬という奴であろうか?
ちなみに出てきたカツ丼はメンチカツのように見えたが
中身は普通のソースカツ丼であった。
衣がしんなりとしていてレンジでチンしたとしか思えない代物だったが・・・
ネタ士が微妙なカツ丼をかき込んでいると、近くのテーブルでお茶を飲んでいる中年の女性が
妙にこちらを見て笑いかけてくる。
何事かと思っていると
「行きもご一緒しましたよね?」
とにこやかに話しかけてきた。
あ?・・・デッキで涼んでいたときにちょっと目が合ったような・・・
どうも私を離島と本土を仕事で往復している人と思っていたようで
「暑い日にカッチリした服を着てお仕事大変ですね」
などと去り際に残していった。
・・・カッチリした服?
ネタ士の服装は白いワイシャツに黒のスラックスである。
スーツの上着は着ていないし、ネクタイも締めていない。
別段カッチリしてもいないだろう・・・
そもそも、365日家にいるときもこの格好である。
・日暮れ
さらば佐渡・・・
そしてただいま、本土・・・
ここで終われば完全に心地良い旅であるのだが・・・
新潟から福井までの道をまた帰って行かねばならないのである。
途中、仮眠を取ったりして結局家に帰ってきたのが明け方になってしまい
次の旅行に出発する前に1日寝ようと思ったネタ士であった・・・
後半旅行前に1日開いているのはそのためである。
後半へ続く!
?返信?
>>純粋で満たすってことは、チェレンコフ効果を使うってことなのかなぁ、と勝手に思ってみたりw
どうもそうらしい。(リンク)
別名チェレンコフ放射とも言うそうだが・・・
>>|ω`彡 おいらも長期連休とったら温泉に行くんだ・・・
何処の県に住んでおるのだ?
お勧めの温泉を教えてあげられるやも知れぬ。
1人荒ぶる感情のまま次の旅行地へと赴く・・・
目的地はあそこだ!
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コメント
No title
No title
佐渡行ってきたか~
オイラも何年か前に遊びに行ったが、写真の場所がだいたい特定できてワロタw
ちなみにオイラは、体験施設で無名異焼の湯飲みを作ったぜ!!
今でも愛用しておりますw
現地の説明にもあったかもしれないけど、鉄分の多い佐渡特有の赤土で、焼き物にもかかわらず金属音がするのが特徴
長年使い込んだおかげで、結構いい風合いが出たと思っております (=w=)
オイラも何年か前に遊びに行ったが、写真の場所がだいたい特定できてワロタw
ちなみにオイラは、体験施設で無名異焼の湯飲みを作ったぜ!!
今でも愛用しておりますw
現地の説明にもあったかもしれないけど、鉄分の多い佐渡特有の赤土で、焼き物にもかかわらず金属音がするのが特徴
長年使い込んだおかげで、結構いい風合いが出たと思っております (=w=)
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|ω`彡 おいらは高校の修学旅行で一度乗ったっきりですが
|ω`彡 あの時も数百名の生徒をまるで荷物のように
|ω`彡 広いようで狭い客室にぎゅうぎゅう詰めにされたのはいい思い出w
>どこの県に
|ω`彡 おいらはエリンギャーの谷に・・・
|ω`彡 ゲフンゲフン!
|ω`彡 今住んでるのは東京都だよ~
|ω`彡 すぐ近くに温泉があるんだ
|ω`彡 とあるビルの5~6階に存在する
|ω`彡 特殊と言えば特殊な温泉
|ω`彡 ビル内だけあって ちと狭いが そこそこ気に入ってるんだ♪
|ω`彡 他にもちょこちょこ逝ってるけど 資金不足でなぁ・・・
|ω`彡 こればっかりはどうにもならんねぇ